聞こえのケアは、健康的に年を重ねることに関連

2023/7/24

世界中では15億人以上の人々が、難聴を患っています。その一方で、難聴は認知症のリスク増大にも関係していることをご存知でしょうか。ジョンズホプキンス大学・ブルームバーグ公衆衛生大学院とランセット委員会の研究によると、難聴を放置することは、認知症を含む認知機能低下のリスク増大に関連しています。

世界中では15億人以上の人々が、難聴を患っています。その一方で、難聴は認知症のリスク増大にも関係していることをご存知でしょうか。ジョンズホプキンス大学・ブルームバーグ公衆衛生大学院とランセット委員会の研究によると、難聴を放置することは、認知症を含む認知機能低下のリスク増大に関連しています。そのためフィリップス ヒアリングソリューションズは、定期的に耳鼻咽喉科で聴力検査を受けることを勧めています。

認知症は、記憶、思考、行動に影響を及ぼす神経変性疾患のひとつです。それは人々の生活の質(QOL)に大きな影響を与えます。世界中で5500万人以上が認知症を発症しており、毎年1000万人近くが新たに認知症と診断されています。現在のところ認知症を完全に治す方法はありませんが、早期発見と適切なケアによって進行を遅らせることができます*。

認知症のリスクを高める要因はいくつかあります。例えば、加齢、高血圧、飲酒、社会的孤立などが挙げられます。しかし最近の研究では、難聴と認知症のリスクの因果関係も明らかになりました。

ジョンズホプキンス大学・ブルームバーグ公衆衛生大学院の研究では、難聴の人は認知機能の低下および認知症を発症する可能性が高いことがわかりました**。認知症の予防、介入、ケアに関するランセット委員会の研究では、難聴が認知症を発症する主要危険因子であることもわかっています***。

しかし、難聴は認知症とどのように関連しているのでしょうか?科学者たちは依然として確かな答えを探し求めていますが、一説によると、難聴がある場合、脳は会話を理解するためにより多くの努力をしなければならず、その結果、認知的負荷が過剰にかかり認知機能低下のリスクが高まるといわれています。また別の説では、難聴になると社会的孤立やうつ病につながる可能性があり、これらはいずれも認知症の危険因子とされています。

フィリップス ヒアリングソリューションズは、日常生活に必要な聴力を維持することが、健康的に年を重ねるための鍵になると考えています。定期的に聴力測定を受けて難聴があるかを確認したり、補聴器などで聞こえを補うことで、生活の質を改善することができます。デマント社とロイヤルフィリップス社の商標ライセンス契約により創立されたフィリップス ヒアリングソリューションズは、さまざまなタイプの補聴器を提供しており、難聴者の聞こえを改善することで周囲の人々とのつながりを維持できるようサポートしています。

フィリップス ヒアリングソリューションズのブランドオーディオロジー・ディレクターであるオリバー・リード-タウンエンドは次のように述べています。「さまざまな研究によって、難聴と認知症を含む認知機能の低下との間には、明確な因果関係があることがわかっています。年を重ねるとともに定期的に聴力測定を受けて聞こえのケアをすることが大切です。難聴を早期に発見しケアすることで、周囲の人々とのつながりを保ち、生活の質を向上させることができます。すべての人が聞こえの健康に対する意識を高めて、積極的に聴力測定を受けて聞こえをケアして欲しいと願っています。」

*      World Health Organization: Dimentia.

https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/dementia

**    Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health: New Study Links Hearing Loss With Dementia in Older Adults. 

https://publichealth.jhu.edu/2023/new-study-links-hearing-loss-with-dementia-in-older-adults#:~:text=A%20new%20study%20led%20by,users%20compared%20to%20non%2Dusers

*** Fan Jiang, PhD, Shiva Raj Mishra, PhD, Nipun Shrestha, PhD, Prof Akihiko Ozaki, PhD

Prof Salim S Virani PhD, Tess Bright, PhD et al.: Association between hearing aid use and all-cause and cause-specific dementia: an analysis of the UK Biobank cohort.

https://www.thelancet.com/journals/lanpub/article/PIIS2468-2667(23)00048-8/fulltext

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フィリップス ヒアリングソリューションズは、聴覚ヘルスケア分野で世界をリードするデマントの傘下にあり、ロイヤルフィリップス社の商標ライセンス契約により創立されました。デマントの詳細については、http://www.demant.comをご覧ください。

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