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株式会社世界文化社/『へるぱる2016冬号』 発売

利用者の症状に合わせた介助のポイント『へるぱる2016冬号』
『へるぱる2016冬号』11月16日発売


世界文化社は、 訪問介護事業所で働くサービス提供責任者・ホームヘルパーが日々直面する訪問介護の悩みを解決するための介護情報誌『へるぱる2016冬号』を、 11月16日(水)発売いたしました。


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私達を待つのは支援・介助が必要な人達であることを忘れずに
 介護サービスを受けている利用者は、 加齢や病気のために体の機能が障害され、 今まで自立してできていた日常生活に不便を感じている人ばかりです。 そして利用者の中には、 リウマチを患っていたり、 片麻痺やパーキンソン病、 椎体(ついたい)圧迫骨折などの疾患や障害を持っている人も少なくなく、 これからますます増えると考えられます。

 ホームヘルパーの役割は、 介護が必要になった人が自宅で安心して暮らせるよう、 適切なサービスを提供することですが、 果たしてこうした疾患や障害を持っている利用者に即した介助・介護ができているでしょうか。

 「当たり前ですが、 麻痺の程度、 関節の痛み、 筋力の低下などは一人ひとり異なっています。 それぞれの疾病の特徴を理解して、 症状に合わせた介助をすることで、 はじめて利用者の役に立つ支援になるわけです」と、 理学療法士で介助技術の向上と普及に努めている田中義行先生は、 利用者の症状に合わせた介助の重要性を強調します。


利用者の不自由さを理解する
 介助術には、 すべて根拠があります。 たとえばベッドからの起き上がりでも、 片麻痺のある利用者と椎体圧迫骨折の利用者では、 介助の方法が違います。

 関節リウマチの利用者の介助は、 ほとんどのホームヘルパーが経験しているのではないでしょうか。 そのとき、 どのような介助を行いましたか?関節リウマチは負担がかかると関節や骨が徐々に破壊されていく疾患で、 フライパンを持ったり、 マグカップを持ったりするだけで、 関節や骨が壊れて変形していきます。 関節リウマチの人には、 利用者ができるだけ指先を使わないように介助します。 ところがホームヘルパーの中には、 「自立支援」のためだからと料理を一緒に作ったり、 洗濯物をたたんだり、 拭き掃除をするようにリードする人が少なくありません。 これは知識不足です。

 このように特性を理解しないまま介助を行えば、 よかれと思ってしていたことが、 後々、 身体状態の悪化を引き起こしてしまうことにもなりかねません。

 介助の基本になる疾患や障害に対する知識、 そして基本的な介助術を身に付け、 さらに想像力を働かせて介助される人の気持ちが理解できるようになったときに、 最もよい介助サービスが提供できるのです。


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<『へるぱる』 刊行概要>
●刊行スケジュール(季刊)
冬号11月11日/春号2月13日/夏号5月16日/秋号8月16日 刊行予定
●定価:1900円(税込)●判型:A4判  http://helpal.jp/

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『へるぱる2016冬号』
●目次
【介助術】片麻痺・リウマチ・椎体圧迫骨折・パーキンソン病
     症状別の配慮ポイントで介助術を見直そう!
【書類・法令】訪問介護サービスの必須書類 そろっていますか?
【記録】サービス提供記録はこう書く!
【認知症】訪問介護のいろはがわかる!イラストで解説!やさしい「老計第10号」
【介助術】脱!まえかがみで腰痛にならない介助を 身のまわりとトイレの介助
【認知症】ホームヘルパーにできる認知症ケアとは
認知症の人へのシーン別介助のポイント3.困った事例
【病気と薬】冬の感染症(インフルエンザ・ノロウイルス)
【体験談】ホームヘルパー奮闘日記 こうしたらうまくいった!
【会話】話してみませんか?季節を楽しむ 食のお話(冬)
【料理】食事制限中でも安心!旬野菜で作る 疾患・症状別レシピ


 

 

「看取り」に対するケアマネジャーの意識調査結果
在宅看取りのカギは、訪問看護や医師との連携


ケアマネジャー84,000人以上が参加するケアマネジャー専用コミュニティサイト「ケアマネジメント・オンライン」(http://www.caremanagement.jp/)を運営する株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:別宮 圭一)は、会員ケアマネジャーを対象に「看取り」について、アンケートを実施いたしました。

地域包括ケアシステムのもと、在宅医療・在宅看取りが推進されています。また、内閣府の調査(2012年)によると、半数の人が最後を迎えたい場所を「自宅」と答えており、今後、看取りを視野に入れた利用者支援はますます必要になってくると考えられます。そこで、実際にケアマネジャーがどれくらい利用者の看取りを経験しているかについて、調査を行いました。以下、結果をご報告します。

 

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■調査結果ポイント■
○   8割のケアマネジャーが在宅での看取りを経験し、最も多いのは1~4件
○ 看取りに至るターミナル期間は、6カ月未満が4割を占める
○ 看取りができた大きな理由として、7割が訪問看護や医師との連携を指摘
○ ケアマネジャー1人が同時期に担当できる在宅看取りは1~3件
○ 在宅看取りの増加に対応するには、医療資源の充実が不可欠


■調査結果詳細■
○8割のケアマネジャーが在宅での看取りを経験し、最も多いのは1~4件
在宅での看取り(自宅死)は、約8割のケアマネジャーが経験しており、「1~5件未満」が434名(43.9%)で最も多く、次いで「5~10件未満」が191名(19.3%)でした。15件以上の看取りを経験した人も109名(11.0%)いました。
回答した989名のケアマネジャーのキャリアで最も多かったのは、「9年~11年未満」の154名(15.6%)。次いで「5年~7年未満」が131名(13.2%)、「15年以上」が120名(12.1%)で、 キャリア5年以上のケアマネジャーが70.6%を占める結果となりました。


○看取りに至るターミナル期間は、6カ月未満が4割を占める
看取りに至るまでのターミナル期で、最も長かった期間を訊ねたところ、「1カ月~3カ月未満」と回答した人が220名(22.2%)、「3カ月~6カ月未満」が187名(18.9%)で、約4割が半年以内と回答しています。一般に、ターミナル期とは、治療の手立てがなく、予想される余命が3カ月程度とされていますが、そのことが概ね反映された結果となりました。一方で、「1年以上」と回答した人が135名(13.7%)いることから、看取りに至るまでの期間が予想以上に長くなったケースも少なくないようです。


○看取りができた大きな理由として、7割が訪問看護や医師との連携を選択
看取り経験のあるケアマネジャーに、在宅で看取りができた理由として大きかったものを訊ねたところ、「訪問看護との連携がうまくいった」(562名、70.4%)「訪問診療の医師との連携がうまくいった」(555名、69.5%)が僅差で1・2位となり、いずれも7割前後の人が選択しました。以下、「利用者家族が強く希望したり、同居または近居で介護に参加した」(477名、59.8%)と続いています。一方、「介護スタッフの技量や経験が豊富だった」(195名、24.4%)、 「利用者に経済的な余裕があり、サービスを十分に利用できた」(164名、20.6%)は、いずれも2割程度でした。
また、看取り件数が「1~5件未満」の人で、「訪問看護との連携」を選択したのは434名中280名と64.5%なのに対し、「15件以上」の人では109名中89名と81.7%。 「訪問診療の医師と連携」を選択したのが「1~5件未満」の人では434名中271名で62.4%なのに対し、「15件以上」の人では109名中92名で84.4%となり、看取り件数が多いケアマネジャーほど、訪問看護や医師との連携の重要性をより実感しているといえます。


○ケアマネジャー1人が同時期に担当できる在宅看取りは1~3件
ケアマネジャー1人で同時期に担当できる在宅看取りは何件だと思うかをたずねたところ、最も多かったのが「2~3件」で、626名(63.3%)が回答しました。次いで「1件」が281名(28.4%)で、1~3件が約9割を占めています。在宅看取りでは利用者と家族への、よりきめ細やかな支援が必要になり、状況に合わせたサービスの加減、医療・介護スタッフとの連絡・調整もより頻繁になります。ケアマネジャー1人が上限の35名の利用者を担当しているとして、そのうち看取りの支援を行えるのは1~3件が精いっぱいというのが実感なのでしょう。

 

○在宅看取りの増加に対応するには、医療資源の充実が不可欠
今後、在宅看取りが増えていく場合、必要と思うものについて訊ねたところ、最も多かったのは、「在宅診療療養所の増加など医療資源の充実」(718名、72.6%)でした。以下、「医療・介護連携のための研修など保険者主導の取り組みの充実」(494名、49.9%)、「介護スタッフのスキルアップ」(492名、49.7%)、「ケアマネジャーの意欲やスキルアップ」(458名、46.3%)、「介護保険における加算の充実」(400名、40.4%)となっています。


調査では、8割のケアマネジャーが在宅看取りの経験があり、そのうち21.7%が10件以上の看取りを経験していました。このことから、在宅のケアマネジャーの利用者支援において、看取りは特別なことではないことがわかります。刻一刻と状態が変化するターミナル期の利用者と家族を支援するには、訪問看護師や医師とのスムーズな連携がカギとなることも明らかになりました。また、今後在宅看取りが増えていくと予想される中、看取り件数が多くさまざまなケースを経験しているケアマネジャーほど医療職との連携の重要性を強く実感しており、ケーススタディが共有されることも望まれます。

 

【調査概要】
期  間:2016年9月1日~9月30日
方  法:インターネット調査
対  象:「ケアマネジメント・オンライン」の会員ケアマネジャー
回答数:989名

本調査結果の詳細は、「ケアマネジメント・オンライン」をご参照ください。
(URL:http://www.caremanagement.jp/  ※特集-介護アンケートのページを参照)

 

■記事引用時のお願い■
ケアマネジャー専用コミュニティサイト「ケアマネジメント・オンライン」調べ、と明記ください。WEB上での引用に際しましては、「ケアマネジメント・オンライン」にhttp://www.caremanagement.jp/へのリンク付与をお願いいたします。


■アンケートのご依頼について■
ケアマネジメント・オンラインでは、CMNR「Caremanager Network Research」という「ケアマネジャー」を対象にした調査サービスを行い、企業やメディア、行政などにお届けしています。アンケートのご依頼は、https://goo.gl/4XW7Vbまで。


<株式会社インターネットインフィニティーについて>
社名:株式会社インターネットインフィニティ―(http://iif.jp
代表取締役社長:別宮 圭一
設立:2001年5月
運営サービス:ケアマネジャー専門サイト「ケアマネジメント・オンライン」(http://www.caremanagement.jp/

 

当社は、「健康な未来」という経営理念を掲げ、「創意革新と挑戦による、超高齢化社会における課題解決」を使命としています。インターネットと介護を融合することにより、新しいヘルスケアサービスの創造とチャレンジを続けてまいります。現在、84,000人以上のケアマネジャーが参加する専用サイト「ケアマネジメント・オンライン」を運営しています。

 

スタイリスト石田純子、 株式会社三越伊勢丹通信販売、 株式会社主婦の友社の三者は、 年齢を重ねた大人世代に向けたファッション商品を共同で開発し、 10月24日(月)より販売を開始いたしました。 共同開発商品「大人世代が着たい服シリーズ」は、 今年の春夏期に続く第2弾で、 秋冬物12アイテムを取り扱います。

 

大人世代に絶大な人気を誇るカリスマスタイリスト、 石田純子さん。 『大人の着こなしバイブル』『OVER60 STREET SNAP』など、 成熟したシニア世代のファッションを提案した本でヒットを飛ばし、 これまでなかった「大人のファッション本」という分野を確立した出版社主婦の友社。 そしてシニア世代に広く顧客を持つ、 通販大手の三越伊勢丹通信販売。 その三者が、 「使い勝手がよく、 着こなしやすい大人向けファッション」商品を、 共同でつくり上げてきました。 第1弾として今年5月に発売した6アイテムの中には、 完売商品もでて好評を博しました。

 
秋冬は、 前回の2倍の12アイテムにまで数を増やし、 本格的な展開をしてまいります。 価格帯は、 ニットやカーディガン1万円台、 レザージャケット2万円台と、 大人世代に無理のない価格設定にいたしました。

 
「大人世代が着たい服シリーズ」は、 主婦の友社が発行するムック『おしゃれが上達する大人服‘16-17秋冬』(監修:石田純子)と、 三越カタログおよび三越カタログWEBサイト、 石田純子さんが手がけるセレクトショップ「DUE deux(ドゥーエ ドゥ)」の、 書店流通、 通販、 リアル店舗と3つのチャネルを通じ、 それぞれの特長で販売いたします。

 

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【主婦の友社】ムック『おしゃれが上達する大人服 ‘16-17秋冬』
石田純子さんが教えるおしゃれ上手になれるコツを収録したムック。 ブックインブック形式で「大人世代が着たい服」シリーズを誌上通販できるようにした。

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『おしゃれが上達する大人服’16-’17秋冬』表紙

 

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ブックインブック「大人世代が着たい服2 スペシャル通販ガイド」表紙

 

【三越伊勢丹通信販売】
通信販売で商品を購入できる。
「MITSUKOSHIカタログ2016年秋冬号」

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(右)「MITSUKOSHI伊勢丹通販WEBサイト」
http://mtsuhan.jp/shop/otonasedai/

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【石田純子】セレクトショップ 「DUE deux(ドゥーエ ドゥ)」
コーディネートのコツを対面で教えてもらいながら、 商品を購入できる。

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石田純子

スタイリスト。 ファッション誌編集者を経て独立。 婦人誌のファッションページや、 広告、 テレビなどのスタイリングを手がける。 女優陣、 アナウンサーなども数多く担当。 また百貨店の販売員研修やトークショーほか、 幅広い世代の女性を対象にしたパーソナルなスタイリングアドバイザーとしても活躍。 若作りではない、 若々しいスタイリングに定評があり、 予約がとれないほど人気。 セレクトショップ「DUE deux(ドゥーエ ドゥ)」を東京・月島に今年春にオープンした。 

 

■「大人世代が着たい服」シリーズ 商品開発のポイント

・着心地のよさを追求
ストレッチ素材や柔らかい革素材を採用したり、 体の部位によって素材を変えて動きやすいようにするなど、 着心地よく着られる服を目指しました。

・着こなし幅が広い
カーディガンの脇に深いスリットを入れることで前身頃の裾がアレンジできたり、 異素材を組み合わせることで、 他のアイテムとあわせやすくするなど、 着こなし幅が広がるようにしました。


 ■展開アイテム 計12アイテム

 

[トップス] プルオーバー2種 /チュニックシャツ/ロングカーディガン/タートルネック/ロングカーディガン/ボレロ
[ボトムス]イージーパンツ /ストレッチパンツ
[コート&ジャケット] レザージャケット/ダウンコート
[ワンピース] ニットワンピース
[小物] ハイソックス

・ イージーパンツ

税込11,900円(黒・ロイヤルブルー・オフホワイト)
S・M・Lサイズ ポリエステル100% 日本製
ゴムウエストではき心地を良くしながら、 見た目の美しさにこだわってつくった。 ゆったりした腰回りから裾に向けてストンときれいに落ちるテーパードライン。 美脚効果に加え、 ほどよいゆとりが旬のトップとも好相性。

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・ ロングカーディガン

税込11,900円(黒・グレー・ベージュ)
S・M・L・LLサイズ レーヨン45%、 ナイロン41%、 毛14% 中国製
人気のロングカーディガン。 腰までの深いスリットを入れることで裾が軽やかに動くようになり、 ボトムものぞかせることができるので、 全身にメリハリが生まれる。 さらに前身頃のアレンジも楽しめる着こなし幅の広い一枚。

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・ レザー使いジャケット

税込29,900円(黒・グレージュ)
S・M・L・LLサイズ レザー部分/羊革 ニット部分/ポリエステル50%、 アクリル45%、 ポリウレタン5% 中国製
ハードすぎない、 シンプルで女性らしく着られるレザーのジャケット。 しなやかでやわらかく、 カーディガンのように気軽に使える。

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・ 『おしゃれが上達する大人服 '16-'17秋冬』

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『おしゃれが上達する大人服’16-’17秋冬』表紙 

 

 重ね着が必要になる秋冬は、 おしゃれの本質が問われる“コーディネートの季節”です。 何か新しい1枚を買ってわくわくしたい、 気分を変えたい、 ちょっと冒険をしてみよう、 との思いとは裏腹に、 コーディネートができない、 苦手・・・そもそもおしゃれセンスがないし・・・何を着ても同じだし・・・と、 どこか腰が引けてしまうのが大人世代です。
そこで本書では、 誰もが真似できる、 石田コーディネートのコツを伝授。 「せっかく買った流行アイテム、 これ見よがしに着るのは?」。 「小柄な自分にロングカーデはムリ、 の思い込み、 もったいない!」など、 説得力のある写真実例で展開します。

監修:石田純子
本体1,280円+税
B5判 124ページ
978-4-07-417734-9
http://amazon.co.jp/dp/407417734X?tag=shuf-22

 

本件に関するお問い合わせ先
株式会社主婦の友社 広報・宣伝課
TEL:03-5280-7577(広報・宣伝課直通)  
pr★shufutomo.com  ★は@に変更してください

 

1時間2,100円 家事代行サービス《カジスルー》「料理・作りおき代行サービス」スタート!

フードコーディネーター・栄養⼠・調理師・マクロビ師範・つくおきの達人など経験豊富なスタッフが料理を⼿作り!

業界最安値⽔準1時間2,100円からの格安家事代⾏サービス「カジスルー」を 運営する株式会社カジスルー(本社:東京都渋谷区、 代表取締役:西村勇人)は、 2016年11⽉1⽇(火)より、 仕事、 育児、 家事に忙しくて料理を作る時間がない⼈のために、 ⼿作りの家庭料理・作りおきをカジスルーのスタッフが代わりに作る「料理・作りおき代⾏ サービス」を開始します。 「料理・作りおき代⾏ サービス」を利用して頂くことによって時間を節約し、 ゆとりある暮らしをおくって頂きたいと思います。
3 時間から注⽂ができ、 レシピ考案や買物、 調理、 後⽚付けまでを代⾏します。

 

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 栄養⼠免許や調理師免許保有者、 料理代⾏サービス経験者などを中⼼ としたベテランスタッフが、 「塩分コントロール」、 「栄養バランス」などご家族の状況、 家族構成 によって個別メニューの提案や、 調理、 買物、 後⽚付けまでをサポートさせて頂きます。
  
  本サービスでは、 「料理が苦⼿」な⽅にはカジスルーのスタッフによる個別お料理教室などの対応も可能です。 仕事、 育児、 家事に忙しいご家庭の⽣活を幅広くサポートします。  

※2017年度前半には「ベビーシッターサービス」をスタート予定!
より皆さまをサポート出来る体制を充実させたいと思います。


◆サービス概要◆
注⽂受付開始⽇:2016年11⽉1⽇(火)
料理代⾏開始⽇:2016年11⽉4⽇(金)
サービス特徴:おかずの作りおき、 特別な日のお料理にも対応、 料理スタッフが自宅に伺い調理、 後片付けもお任せ、 買い物も依頼可能、 献立代行も可能
申し込み⽅法:弊社ホームページよりお申し込みください
URL: https://www.kajithrough.co.jp/ 


【カジスルーの主なサービス内容】
●「料理・作りおき代行」サービス
厳しい面談・研修を終えたカジスルーのパートナー(スタッフ)がお客様宅にお伺いし、 おかずの作りおき、 特別な日のお料理、 、 後片付けや買い物も対応可能、 ご希望に応じた日常のお食事をお料理スタッフが自宅に伺い調理します。

●「家事代行」サービス
厳しい面談・研修を終えたカジスルーのパートナー(スタッフ)がお客様宅にお伺いし、 キッチン・トイレの水回りやリビング・玄関の掃除、 洗濯、 アイロンがけなど、 ご希望に応じた日常の家事代行サービスを行います。

●「シニアライフコンシェルジュ」サービス
お掃除はもちろん、 病院の付き添い、 話し相手、 食事の相手、 また買い物同行などのサービスを行い、 シニアの方がいるご家庭や一人暮らしのシニアの方々を支援いたします。 またカジスルーのパートナーと会話や交流を図ることで、 身体の活性化を図り『元気なシニア』を増やしていきたいと考えております。


【カジスルーの特徴】
● 格安の1時間2,100円 年会費、 入会金無料 クレジットカード決済OK
● 簡単予約すぐに使える 最短翌日から利用可能
● 徹底した教育制度 対面面接と実技テスト マンツーマン研修


【家事代行スタッフ(パートナー)へのこだわり】 
家事代行スタッフ(パートナー)は全員、 面談の後、 弊社が定める実技テストを通過した優秀な人材のみを登録しております。
弊社では家事代行スタッフのことを“パートナー”と呼んでおります。 パートナーは皆、 弊社が大切にしている「家事をお任せ頂くことで、 老若男女のお客様が自分らしく生きる選択肢を増やして欲しい」という思いを共通して持っている人材です。
家事を通してお客様の笑顔を見られる事に喜びを感じ、 パートナー達自身も楽しく元気に働くこと。 これこそがお客様への最高のサービスの提供に繋がると考え、 我々と共に働くパートナーが活き活きと働ける環境づくりに、 これからも全力を尽くしてまいります。
またこれが、 現在サービス提供開始から1年以上経った今、 リピート率が約90%以上という事実を作り上げていると感じております。  


【メッセージ】 
カジスルーは、 老若男女がもっと自分らしく生きる選択肢を増やして欲しいという思いから、 元家事代行会社のメンバーが立ち上げた家事代行サービスです。
今後はより一層、 サービスの幅広い選択肢を与えることが出来るように、 利用し易い価格に出来るように、 安心・安全で信頼して頂けるように、 サービスの充実化をはかってまいります。


【カジスルー運営会社】
会社名:株式会社カジスルー
代表者:代表取締役 西村 勇人
所在地:東京都渋谷区恵比寿1-15-9 シルク恵比寿4階
設立:2015年1月21日
ウェブサイト: https://www.kajithrough.co.jp/


【本リリースに関するお問い合わせ】
メディア掲載・取材に関するお問合せは以下までお願いいたします。
株式会社カジスルー 広報担当
Mobile:080-3582-3314(広報直通)
メールアドレス:info@kajithrough.co.jp
お問合せフォーム:  https://www.kajithrough.co.jp/inquiry.php

ケアパートナー株式会社(東京都港区 代表取締役社長 白井 孝和)と株式会社第一興商(東京都品川区 代表取締役社長 林 三郎)は、 「個別機能訓練の業務支援におけるDKエルダーシステムの活用に関する実証研究」を実施しますのでお知らせいたします。

ケアパートナーでは、 自社の通所介護事業において「自立と共生の支援」に基づき、 「改善する介護」をテーマに「Qアップトレーニング」の実践を推進しています。 サービスにおいては、 機能訓練を重視した運営を行い、 約半数の事業所で個別機能訓練加算Iを実施しており、 今後は加算Iの拡大に加えて、 加算IIの実施を推進しています。

このたび、 ケアパートナーの通所介護事業所に導入している第一興商の生活総合機能改善機器「DKエルダーシステム」のプレミアムコンテンツを個別機能訓練に活用することで、 機能訓練効果を向上すると共に、 業務の標準化・効率化を図ることを目的に実証研究に取り組みます。

 

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実証研究は、 ケアパートナーが運営する事業所の内以下の7事業所をフィールドとして、 施設利用者の中から機能訓練の必要な方を対象に、 DKエルダーシステムのプレミアムコンテンツを活用した個別機能訓練計画を立案し実施いたします。

●ケアパートナー古川(宮城県大崎市古川穂3-7-60)
●ケアパートナー若林(宮城県仙台市若林区荒井字中在家51-42)
●ケアパートナー佐野(栃木県佐野市吉水町1116-1)
●ケアパートナー成田(千葉県成田市飯田町124-89)
●ケアパートナー立川(東京都立川市西砂町6-17-14)
●ケアパートナー一宮(愛知県一宮市大和町妙興寺字中之町11-1)
●ケアパートナー富山(富山県富山市天正寺1291)

 なお、 実証研究実施に当たっては、 DKエルダーシステムプレミアムコンテンツの開発を担っている株式会社福祉工房(東北福祉大学グループ会社:宮城県仙台市 代表取締役 深谷 敏行)が全体コーディネート及び実証研究計画立案、 実施・検証サポートを行います。

 *Qアップトレーニング
ケアパートナーでは、 全てのセンターに『Qアップトレーニング』を導入しています。 『Q』はQOL(生活の質)を表しており、 QOLを向上させるためのさまざまなトレーニングを行います。
「座る」「立つ」「歩く」などの日常生活動作を習得するためのマシントレーニング、 ボールや平行棒を使ったエクササイズ。 また、 入浴やレクリエーションなど、 デイサービスのすべての場面において、 日常生活動作がスムーズに行えるような取り組みを行います。
Qアップトレーニングは、 きつくてつらい筋力アップトレーニングとは異なり、 加齢により使わなくなった筋肉と神経に刺激を与えて活動を再開させる「楽しいトレーニング」です。 どなたでも無理なく楽しみながら参加していただけます。


【研究分担】
・ケアパートナー
実証研究の現場対応
実証研究の計画立案、 実施・検証

・第一興商
実証研究のシステム対応
プレミアムコンテンツの提供及び現場の使いこなし支援

・福祉工房
実証研究の全体コーディネート
実証研究の計画立案、 実施・検証サポート

【研究方法】
実証研究の期間は2016年4月から2017年3月とし、 以下のプロセスで実施いたします。

1.DKエルダーシステム「プレミアムコンテンツ」の理解と使用方法の習熟
個別機能訓練に係わる職員の「プレミアムコンテンツ」の理解と使用方法の習熟を図る。

2.個別機能訓練加算Iにおける「プレミアムコンテンツ」トライアル実施・検証
ケアパートナーで行われている個別機能訓練加算Iにおいて、 「プレミアムコンテンツ」を活用したプログラムを実施し検証を行う。

3.個別機能訓練加算IIにおける「プレミアムコンテンツ」トライアル実施・検証
ケアパートナーで個別機能訓練加算IIを計画し、 「プレミアムコンテンツ」を活用したプログラムを実施し検証を行う。

4.標準化の検証
上記1.⇒2.⇒3.のプロセスを、 7センターを2ブロックに分け、 「宮城2センター」⇒「首都圏・西日本5センター」で順次実証をスタートし、 検証を行い、 機能訓練業務の標準化を検討する。

第一興商のDKエルダーシステムは、 ケアパートナーの通所介護事業所をはじめ、 全国の高齢者向け施設20,000カ所以上で導入されており、 多くの事業所で機能訓練業務への活用が期待されています。 今回の実証研究により、 DKエルダーシステム導入事業所における機能訓練において訓練効果を向上すると共に、 業務の標準化・効率化を図ることを目指しております。

なお、 実証研究は、 成果がまとまり次第、 各社のホームページ等で公表いたします。

 

当リリースの詳細について

http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000014607.html

 

本件に関するお問い合わせ先
株式会社第一興商 広報担当
TEL:03-3280-2100
e-mail:press@dkkaraoke.co.jp

ケアパートナー株式会社 企画管理部
TEL:03-6718-9077
e-mail:care-partner@kentaku.co.jp

シニア 実態

文=松井健太郎
写真=高岡 弘

 

思い出の品々を整理しながら暮らす。
小さな家もお年寄りには幸せなのです。

 

 「2世帯住宅にしたばかりに親子関係の仲が悪くなった」「一人で暮らしているとお友達やご近所さんが気兼ねなく遊びに来られ、楽しく暮らしています。寂しくないし、自由でいいです」「電気の交換とか、踏み台に昇らなくてはならず怖いです。近所の人に頼めると助かるのですが」といったお年寄りの暮らしの本音が、『いちばん未来のアイデアブック』(木楽舎)に紹介されているように、老後の住まいや暮らしのかたちはさまざまです。

 その『いちばん未来のアイデアブック』を私とともに監修したルース・キャンベルさんは、現在、カリフォルニア州のCCRC(Continuing Care Retirement Community/継続的にケアされる高齢者のコミュニティ)に入居されています。サンフランシスコ郊外にあり、娘さんの家も近いので、お孫さんがしょっちゅう遊びに来るそうです。CCRCのマンションにはさまざまな人生を背負ってこられたお年寄りが暮らしておられ、「いい出会いに恵まれている」と満足そうにおっしゃっています。

 十数年間、日本に滞在し、介護や認知症ケアについて研究されていたとき、ルースさんは小さな借家に住まわれ、アメリカに戻られてからもCCRCの小さめの家に暮らしています。ルースさんに限らず日本のお年寄りも、年齢を重ねるにつれて小さな家を好む傾向があるのかもしれません。不用になった荷物を処分したり、思い出の品々を整理したりしながら、コンパクトに暮らす。「小さい家も意外にいいね」と思えれば、幸せなのではないでしょうか。要は、家の中で何を大事にしたいのかということ。「お風呂」「本棚」「キッチン」など、「これだけは譲れない」という場所や設備が一つでも実現できれば、満たされた老後が過ごせるようにも思われます。

 私は大学生のとき、老人ホームへインタビューに訪れたことがあります。畳の部屋に数人が寝るという昔のかたちの老人ホームでしたが、同じ環境に暮らしているのに、ある方は、「こんな姿になってしまって恥ずかしい。友達にも来てもらいたくない」とおっしゃいました。ところが、別の方は、「3度の食事がいただけて、掃除もみんなで分担し、あとは遊んでいればいい。こんな幸せな暮らしはありません」とおっしゃっていたのが、今も強烈な印象として記憶に残っています。同じ空間なのに、それを幸せと受け取れるか、不幸と考えてしまうか。施設での共同生活には、入所者のそれまでの生き方が表れるんだなと思いました。

 

シニア マーケット 高齢者 マーケット

 

老人ホーム、シェアハウス、近居…。
何よりも自分がハッピーに暮らすこと。

 

 一人暮らしはもう無理だろうと家族に言われ、自分の意志によらず、住み慣れた家を離れることを余儀なくされるお年寄りもおられます。住み慣れた家や地域から引っ越すのは、お年寄りにとってはかなりな苦痛を伴います。友達や仲間と別れ、慣れ親しんだ街を離れることは、人生の中でもかなり大きな変化を迫られることになりますから。最初のうちは引っ越しによる生活の変化をなかなか受け入れることができず、折り合いをつけるために自問自答を繰り返す方もおられます。

 ただ、引っ越すのは悪いことばかりではなく、一人暮らしで話し相手もいなかった方が、「老人ホームに入って仲の良い友達ができた」と言うように、人生に良い変化が生まれるきっかけになり得ることもあります。

 年輩の方と若者が一緒に暮らすシェアハウスもあります。炊事を分担したり、寂しさを紛らわしたり、そんなに豪勢な暮らしではなくても、生活の空間や時間を、年齢を超えてシェアするのもいいものです。家族のかたちにこだわらず、いろいろなかたちの暮らし方があってもいいと思います。

 「近居」という暮らし方もあります。先述したルースさんも、娘さんがそばにいるという安心感を持って暮らしています。孫を迎えに行ったり、お母さんが帰ってくるまでCCRCの家で一緒に遊んだり。孫の世話をすることで娘の役に立てるということが生きがいの一つにもなっているのです。誰かに世話されるばかりではなく、自分が誰かの世話をすること。多くの年配者は、誰かの役に立ちたいと思っているのです。

 ただ、誰かの役に立っていないといけないと思い込むのも窮屈です。とりたてて社会の役に立っていなくても、平気でいられるような自分をつくるのも大事かもしれません。今までいろいろな人のためになることをなさってきたのですし、何よりもご自身がハッピーでいることこそ、家族やまわりの人たちにとっては望ましいこととも言えるのですから。

 

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認知症の方の住まいは、シンプルに。
バリアフリーの一歩先の設備や機器を。 

 認知症の方にとっての住まいは、シンプルで心地よい環境であることが大事です。例えば、好きな音楽を聴きたいときも、ボタンを一つ押せば流れるような、単純な操作で機能する設備や機器が求められます。認知症の方の家族は、「音楽が好きだから」とCDプレイヤーなどを部屋に置かれることがあるのですが、認知症の方は電源をつけることさえできない場合が少なくありません。操作の簡単ではないCDプレイヤーを置いても、部屋に音楽は流れないのです。

 あるいは、絵が描くことが好きな方には、身近なところに画材が置いてあって、いつでも絵が描けるというような環境を用意しましょう。バリアフリーの一歩先とでも言いましょうか、自分が好きなことをすぐに楽しむことができる住まいの設備や機器には、大きなニーズがあると思います。

 さて、ご家族の意志で介護施設に入院した認知症の方には、自分の意に反する入院に憤りを覚えてらっしゃる方もおられます。カウンセリングを続けていくなかで、少しずつ気持ちがほぐれ、家族を許してもいいと思うようになるのですが、認知症の症状が進行して施設に入院することになる前に、自分自身で答えを出しておくことも重要です。もし自分がそうなった場合に、どういうところで、どんなふうに暮らしたいか、ご家族と事前に話し合っておきましょう。

 認知症で判断能力がないとき、後見人が決めるという場合もあり得るのですが、それはなるべく避けたほうがいいと思います。自分の意志ではなく入院させられ、空き家になった家を勝手に売却されて、寂しい思い、悔しい思いをされたという方のお話を伺ったことがあります。それは、人権に関わる問題です。人権擁護団体などに相談するのも一つの対応策だと思います。

 人権という意味では、認知症の方が徘徊しないようにと管理、監視する傾向が高まっているのも事実です。でも、人にとって最も大切にされるべきものは「自由」です。自由が損なわれ、安全ばかりが優先される社会は少々危険ではないでしょうか。もちろん、技術的に防げるのであれば工夫することに反対はしませんが、極端に安全を求め、住まいや施設だけではないあらゆるところに監視カメラが設置され、自由な行動を妨げられることに違和感を覚えずにはいられません。認知症の徘徊に限らず、どうやって「管理フリー」な社会をつくっていくかは、これからの私たちの課題でしょう。人は互いに迷惑をかけ、一方で助け合いながら生きていくものだということを忘れてはいけません。 



プロフィールシニア マーケット 高齢者 マーケット

黒川由紀子
くろかわ・ゆきこ●1956年東京都生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。保健学博士、臨床心理士。東京大学医学部精神医学教室、大正大学教授、慶成会老年学研究所所長を経て、上智大学・同大学院教授。ミシガン大学老年学夏期セミナーの運営委員などを務めた。著書に、『日本の心理臨床5 高齢者と心理臨床』(誠信書房)、『いちばん未来のアイデアブック』(木楽舎/監修)など。

 

 

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文=松井健太郎
写真=高岡 弘

 

暮らしの楽しみ? もちろん食事。
年齢やスタイルに合った食べ方を。

 

 お年寄りの方に「日々の暮らしの楽しみは?」と尋ねると、約42%の方が「食事」と答えるように、食べること、飲むことは、からだと心の健康のために欠かせない営みです。若い頃と同様に、何の問題もなく食事を楽しめる方はいいのですが、年齢を重ねるに伴ってさまざまな変化が生じてきます。

 変化の一つは、食事の量。多くのお年寄りがおっしゃるのは、「レストランの食事は量が多い」ということ。「多ければ残してもいいですよ」と言われても、戦後の食糧難の時代に子ども時代を過ごした方々ですから、食べ物を残すことには抵抗があります。「残すのはもったいない」と。

 そこで提案なのですが、若い方向けに「大盛り」があるように、お年寄り向けに「小盛り」があってもいいような気がします。ただ、ハーフポーションだからといって1000円を半額にする必要はなく、800円程度でいいのです。それなりの料金を支払って注文できれば、「お年寄り=安いお客さん」というような肩身の狭い思いをしなくてすみますから。あるいは、値段は1000円のまま、量は少なめでも多彩なおかずが味わえるといった高齢者向けのメニューも人気を呼びそうです。アメリカのシカゴにある年配者向けのレストランが成功していると聞いています。スモールポーションで、おいしくて。ただ、値段はちょっと高めだそうですが。

 また、家で食べるにしろ、レストランで外食するにしろ、「一人で食事をするのは寂しい」とおっしゃるお年寄りは少なくありません。そんな方のために、高齢者が集まって食事を楽しむ会も開かれているようですが、私は、いわゆる「個食」もそれなりに重要だと考えています。一人の時間がほしいと思うお年寄りも意外におられますから、「個食はダメ」と決めつけるのはよくないでしょう。

 普段は一人で食事して、ときには誰かと一緒に話しながら食べたいと思ったら、外へ出かけ、友だちや仲間と食べる機会をつくればいいのです。たとえば、近所にいきつけの居酒屋をつくるとか。居酒屋でアルバイトをしている学生に聞くと、「常連のお年寄りが一人で来られ、いろいろな会話をしますよ」と言っていました。そんな食事を楽しむ方もけっこうおられます。

 料理がとびきりおいしくなくても、気さくな雰囲気で、お年寄りにも親切で。という人間力が高いお店は、「行きたくなる」とおっしゃいます。人と競争して、勝ってという価値観に生きていた若い頃は、「食事も勝負だ」と話題の高級店などに行きたがりますが、第一線を退いてからは、味はともかく、くつろいだ気分になれるお店がなにより。店員さんとちょっとした会話を交わしながら食事を楽しむというのも素敵な過ごし方だと思います。

 

 

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お年寄りの方は荷物の運搬に難儀。
常時、配達員がいれば人気スーパーに。

 

『いちばん未来のアイデアブック』(木楽舎)にあるように、「食事の準備が面倒だ」という声も多く聞かれますが、それ以上に、「食材を買いに行ったときの荷物の運搬」に困っているお年寄りがたくさんおられます。昔は、「御用聞きさん」が各家庭を回って、お米やお酒、味噌や醤油といった重い食材は配達に来てくれていましたが、今はあまり見かけなくなりました。トラックで街を回る移動販売車も都会ではあまり目にしません。復活すればいいのにと思うこともしばしばです。

 ただ、最近は街のスーパーでも一定の金額以上の買い物をすれば、無料で配達してくれるサービスも増えてきました。とても便利だと思います。有料でもかまわないので、買い物をした金額にかかわらず荷物を配達してくれたら、きっとお年寄りの利用は増えるでしょうから行ってほしいですね。

 また、大手スーパーでは、インターネットによる注文と配達を行っているところも見かけるようになりました。これも便利なシステムだと思います。インターネットを扱うことが苦手なお年寄りも多いですが、実は、そうしたインターネットを活用した買い物や配達の代行サービスのメリットをもっとも享受するのは高齢者かもしれません。より簡単に操作できるようになれば、利用はもっと増える気がします。

 それから、私の知る年配の方がコンビニエンスストアで重い食材を買い物したときのエピソードがあります。そのコンビニでは、配達サービスは行っていなかったのですが、なんと店員さんは制服を脱ぎ、プライベートとして食材を家まで運んでくれたそうです。どこのコンビニかは聞きませんでしたが、ちょっと心が温まるお話です。

 そんなふうに、買い物を始め、生活の細かな部分でのサービスや、あるいはボランティアが、案外少ないように感じます。足や腰を悪くされて、数百メートル先のスーパーにさえ買い物に行けない「買い物難民」のお年寄りは、都会にも多く暮らしておられます。安売りをアピールするだけではなく、御用聞きや配達サービスに力を入れているスーパーこそ、これからの時代は支持されるはず。常時、配達要員のアルバイトを雇っているような、高齢者にやさしいスーパーが増えるといいですね。

 

 

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認知症が進んだ方は嚥下障害に注意。
誤嚥性肺炎は死因の一つに挙げられます。

 

 病院や施設に入所されているお年寄りにとっても、食事は大きな楽しみです。ただ、健康な歯の減少や味覚の変化、味覚障害など、食事の楽しみを阻害するからだの変化も起こってきます。

 また、認知症が進んでくると、嚥下障害も見られるようになります。嚥下障害とは、口に入れたものを咀嚼した後、ゴクンと飲み込む際にうまく飲み込めないことを言います。飲み込めたとしても、食道に入るべきものが気道に入ってしまうと激しくむせてしまいます。これを、誤嚥と言います。一定の年齢を超えると誤嚥の頻度が高まります。気道から肺に入ってしまうことで肺炎を起こす誤嚥性肺炎は死因の一つにも挙げられるので、十分に注意する必要があります。本人だけでは防ぎようのない面もあるため、介護者のケアのしかたが重要になります。

 最近は、嚥下障害があるお年寄りのために、「介護食」と呼ばれる食品も数多く開発、販売されています。品質は保持しつつ、喉に詰まらせずに食べられる食品を各メーカーが開発しています。適度なとろみがつけてあると飲み込みやすく、逆にするするとした液体状のものは喉に詰まりやすいようです。ただ、そうした介護食がすごくおいしいかというと、首をひねらざるを得ません。機能は備えているかもしれませんが、味わいには工夫の余地があるように思います。

 介護食だけでなく、一般的な食品をお年寄り向けに開発する必要も感じています。その意味では、意外と言えば失礼かもしれませんが、コンビニエンスストアは工夫されているように思います。もっと多くの食品メーカーがお年寄り向けの食品をつくり、品数も豊富に取り揃えれば、食事の楽しさをより豊かに味わえるようになると思います。

 

 


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黒川由紀子
くろかわ・ゆきこ●1956年東京都生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。保健学博士、臨床心理士。東京大学医学部精神医学教室、大正大学教授、慶成会老年学研究所所長を経て、上智大学・同大学院教授。ミシガン大学老年学夏期セミナーの運営委員などを務めた。著書に、『日本の心理臨床5 高齢者と心理臨床』(誠信書房)、『いちばん未来のアイデアブック』(木楽舎/監修)など。

 

 

スクリーンショット 2022-03-03 130945   アクティブユーザー数(月1度以上のアクションのある会員)が約18,000人、30秒に1回更新されているシニア向けコミュニティサイトで、シニアユーザーに直接アプローチすることができます。

50代~70歳以上の会員が、オンラインでの交流だけでなく、リアルなイベントに参加しています。

 

概要シート

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シニア向けメディアプランニングから実施に至るまでトータルでコーディネートさせていただきます。 お気軽にお問合せください。

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乳幼児用紙おむつの研究開発から生まれた
高齢者向け歩行解析装置

開発研究第2セクター パーソナルヘルスケア研究所 仁木佳文氏 須藤元喜氏

乳幼児から高齢者まで膨大な歩行データを収集し、研究を重ねてきたパーソナルヘルスケア研究所。今回は、わずかな距離を歩行するだけで個人の歩行の特徴が測定出来る装置「ヘルスウォーク」と、高齢者の歩行を支援する「ホコタッチ」、そして高齢者が積極的に外出するきっかけとなっている「ホコタッチスポット」についてお話をお伺い致しました。

                                   2016年10月取材

 

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Q1. シニア向け歩行解析装置を開発した経緯について教えて下さい

当社は乳幼児用紙おむつの開発を通して、数多くの乳幼児の歩行パターンを研究してきましたが、その歩行解析のノウハウを高齢者にも当てはめる事が出来ないだろうか、また、高齢者の歩行を支援する方向にも使えないだろうかと考え、歩行パターンが解析できるシステムを開発する事になりました。

 しかしながら、歩行の特徴は様々で、平均値などのデータをまとめていくことは決して容易ではありません。その為、まずはより多くの歩行データを収集する為、乳幼児から高齢者まで一万人以上の歩行データを収集し、それらの分析を進めていくことにしました。

 分析を進めていく中で、高齢者の歩行を細かく解析していくと、健康維持の為には、歩数や歩行時間(量)だけではなく、歩行速度や歩き方(質)も重要であるという事が、だんだんとわかってきました。

 また、歩行パターンの解析データは、ただ数値化したものではなく、高齢者がわかりやすいように「可視化」できるように開発を進め、高齢者の歩行の量と質を向上させることを目的とした、わかりやすい独自の歩行支援プログラムが開発され、「ヘルスウォーク」が誕生したのです。

 

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このヘルスウォークは、各地の商業施設や高齢者施設などで実施している測定会でご利用頂く事が出来ますので、まずは多くの方に興味を持っていただき、歩行に対して関心をもってもらえたらと思っています。また、普段の高齢者の生活の中でも、手軽に歩行を計測出来るようにしたいと考えていましたので、コンパクトサイズの「ホコタッチ」という健康サービスも開始致しました。

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ホコタッチは、独自の分析手法から日常生活における歩数、歩行速度、そして生活に応じた「歩行生活年齢」などの指標を提示してくれる特徴がありますが、これらの結果は「ホコタッチスポット(データの読み取り場所)」で、専用シートを印刷して結果を確認する事が出来るのです。また、装着して普段歩いていると歩行計内にどんどんデータが蓄積されていくのですが、ホコタッチスポットでの最終通信時から30日以上経過すると画面にTOUCHと表示され、歩数が非表示となりますので、ホコタッチスポットに行くタイミングをお知らせしてくれます。

一見、不便に思われるかもしれませんが、わざわざホコタッチスポットに出向かなければならない機能やWEBやスマホを使わないようにしているのは、実は当初から考えていた事です。このような設定により、高齢者が外出するきっかけとなりますし、皆さんがホコタッチスポットに集まることにより高齢者同士のコミュニケーションがうまれるのです。

ちなみに、ホコタッチスポットは、パソコンとプリンタが設置可能な屋内であればどんな場所でも大丈夫です。ホコタッチユーザーは、ホコタッチを専用リーダーにかざすだけで簡単に結果シートが出力できますので、高齢者にも大変使いやすくなっています。



Q2. 研究開発の際、特にご苦労された点について教えて下さい

乳幼児の歩行は「成長」に向かっている段階なので、比較的データを解析しやすいのですが、高齢者の歩行は、今までの生活や体の老化などが原因となり、バリエーションがより増えてしまう為、解析するのが非常に困難でした。また、データを取得する段階でも、高齢者が転倒しないか、怪我をしないかなど、お一人お一人をケアしながら、十分に注意をして作業を進めていく必要がありました。

更に、取得したデータをどのような特徴としてフィードバックするか、指標に対して高齢者にどのように説明すればわかりやすいのか、なども苦労した点です。

例えば、膝に痛みがある高齢者は多いのですが、それが普段の歩行とどのように関係しているのか、今後はどのようにすれば良いのかなど、出てきた数字を元に説明し、アドバイスをする事は決して簡単な事ではありませんでした。しかし、歩行データにはどのような意味があるのかなどの価値観を伝えて理解してもらう事が大切ですので、出来る限りお一人お一人丁寧に対応致しました。


Q3. 導入実績などを教えて下さい

愛知県高浜市で行われている取り組みをご紹介したいと思います。高浜市は人口が約47,000人で、2013年度から「健康自生地」という仕組みをスタートさせています。何歳になっても自分らしく生きがいをもって、可能な限り介護を必要としない暮らしを続けてもらうために、家に閉じこもらずに自ら出かけたくなる場所、仲間と触れ合える居場所を「健康自生地」と設定して、このような場所を市内に増やす取り組みを積極的に行っているのです。

健康自生地は、商店や飲食店、公共施設など高齢者同士のコミュニケーションが取れる場所にしていますが、そこではポイントがもらえるアクティビティを実施したり、賞品が当たる抽選会など楽しいイベントを開催したりしています。

現在、日本国内では多くの自治体が高齢化の問題と直面していますが、高浜市では積極的にその問題に取り組んでいるのです。

そして、この高浜市で2015年9月から国立研究開発法人国立長寿医療研究センター島田裕之予防老年学研究部長と花王と高浜市の協働プロジェクトを開催し、採血検査や体組成、筋力に加えて、認知機能の測定及び歩行機能の計測を行っています。
特に、歩行機能に関しては、ヘルスウォークを使って計測、解析を行っており、高齢者が積極的に外出して歩くことをサポートする仕組みを提供しています。

また、健康自生地にはホコタッチスポットを設置して、歩行計を持っている高齢者が、より積極的に健康自生地に出かけられるようにしました。その為、高齢者の外出機会が増えて、多くの方が意識的に歩くようになり、また飲食店などの健康自生地には高齢者の来店客が増え、町全体が活性化しています。

このように、ホコタッチは歩行の質を高めるだけでなく、高齢者の社会参加を後押しして、心身両面から認知症や介護の予防に役立たっており、更には町の活性化にも寄与させて頂けることは大変喜ばしく思っています。今後もこのような場所を全国各地に広げていきたいと考えています。


Q4. ご利用者の反応はいかがでしょうか

高浜市などの自治体以外にも、ヘルスウォークによる歩行測定会は全国各地で行っていますが、毎回とても好評です。測定結果で歩行年齢などが表示されますので、「若くなるにはどうすれば良いの?」「もっと健康になりたい」などという前向きなご質問も多くあります。
また、測定会は不定期で開催しているのですが、測定後に参加者の方から「次はどこで開催するのですか?」などと興味をもってもらうことも多々あります。

ホコタッチのご利用者も、ホコタッチスポットでは人とのつながりが自然とうまれますし、歩行という楽しみが増えて、ホコタッチが共通の話題になっている事も多いようです。また、普通の活動計だとそのまま継続して使えると思いますが、ホコタッチの場合、定期的にホコタッチスポットに行かなければなりませんので、それが外出するきっかけとなり、ご利用者からも「ホコタッチスポットでの対話が嬉しい」、「積極的に歩く事が増えた」などという反応もあります。また、ニックネームで順位が表示されますので、楽しみながら健康にも興味をもってもらい頑張っている高齢者が多くいらっしゃいます。

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ホコタッチの結果シートでは、歩行速度や歩数などの活動結果がわかりやすく数値で表示され、更に総合的にそれらを4段階で評価します。その他、活動カレンダーや活動タイプが印字されますので、日常歩行の振り返りができます。ご利用者からも「ホコタッチシートがわかりやすい」、「自分にあった歩数や速度がわかった」などの声もあり、高く評価して頂いています。

 

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Q5. 今後の事業展開について教えて下さい

今後も全国各地での歩行測定会を通じて、多くの高齢者に歩行への興味をもってもらいたいと思っています。また、より多くの高齢者施設や高齢者が集まる場所に導入し、各自治体や企業にも積極的に活用してもらいたいと思っています。

更に、海外の方にもご利用頂けるような機能も今後は必要だと考えています。日本と海外では、体型だけでなく、歩く環境や歩き方なども違いますので、クリアしなければならない問題や未知な部分など課題も多くありますが、是非チャレンジしていきたいと思います。

また、歩行装置そのものをより簡便化する事も必要だと考えています。例えば、今は靴を脱ぐ必要があるのですが、靴を脱がなくても計測できるようにすることや、歩行したら瞬時に結果が出るなど、より気軽に計測できるようにしたいです。また、簡便化とは逆の発想になってしまいますが、より深いデータをフィードバックしていくことも重要だと考えています。

更には、何か楽しみながら歩行が出来るような仕組みも取り入れて、より多くの高齢者に興味をもってもらい、意識的に歩くことにより高齢者の外出機会が増え、コミュニティが更に活発になるようにサポートしていきたいです。

 

 

花王株式会社
http://www.kao.com/jp/

食と健康ナビTOP
http://health-food-bev.kao.com/

歩行測定記事
http://health-food-bev.kao.com/movablebody/1016/

 

 


 
 
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50代以上の留学プログラム
『大人の留学』

代表取締役副社長 加藤 ゆかり氏

創業から45年もの間、国内最大級の約20万人もの留学生に選ばれ続けている留学エージェント「留学ジャーナル」。2016年には、アジア最優秀留学エージェント(ST Star Agency Asia)に選ばれ、雑誌『留学ジャーナル』の発行を始めとして、留学に関する様々なサービスを展開していますが、今回は、シニア向けの留学プログラム『大人の留学』についてお話をお聞きしました。

2016年11月取材

 

シニア マーケティング

 


Q. シニアマーケットに取り組むきっかけと貴社が考えるシニアの定義について教えて下さい

年配のお客様から「私の年齢で留学出来るプログラムはありますか?」などのお問合せは、以前からたくさん頂いておりました。どうしても、留学は「学生が行くもの」というイメージが強かったからだと思いますが、留学を「旅行の延長」くらいに考えてもらいたいと思い、どの年齢でもチャレンジできるものにしようと取り組みを始めました。また、媒体の進歩もあり、シニアにアプローチしやすくなっている事もきっかけの一つとなりました。

取り組み始めた当初は、「45歳以上」をアクティブシニアと定義していたのですが、その年齢だとまだまだ若い方が多く、シニアとは呼べないと感じました。一方、海外の語学学校では、30歳以上・40歳以上・50歳以上の限定クラスというように、年齢制限を設けているプログラムがあり、その中でも一般的にシニア向け留学プログラムとして提供されているのが「50歳以上のプログラム」です。その為、現在では50歳以上の方をシニアと定義し、パンフレットやホームページなどでご紹介していますが、実際は年齢を強く意識しているわけではなく、どの年齢でもどんどん留学にチャレンジしてもらいたいと考えています。

Q. シニア向け留学プログラム「大人の留学」の特徴を教えて下さい

シニアのお問合せは、以前からありましたが、その際は、通常の留学プログラムをご紹介していました。しかし、もっと多くの方に、そしてシニアの方でも気軽に留学するきっかけをご提供したいと考え、シニア向けの留学プログラムを「大人の留学」と名付けてリリースしました。ホームページやパンフレットなども、デザインを落ち着いたテイストにし、更に「大人」と表現することにより、留学を身近に感じて頂きやすくなったようで、お問合せ件数も大変増えています。

中でも、海外の語学学校に通いながら、現地の一般家庭にホームステイするプログラムは、若い方と同様にシニアにも人気があります。また、留学先では「イギリス」が人気です。文化を学びたいとか、若い頃に憧れた風景や音楽を肌で感じたいとか、交通の便など動きやすさのご希望条件を考えますと、こちらからもイギリスをおすすめする事が多くなります。また、最近では「マルタ島」もとても人気があります。メディアでも度々紹介されていますし、地中海のリゾート暮らしに憧れる方も多いようです。

今の50代、60代のみなさんが学生の頃は、英語の授業が普通にあったと思います。学生時代にどの位英語を勉強してきたかにもよるのですが、最終学歴が大卒というシニアも多いので、基本的な英語を勉強してきた方であれば、3ヶ月も海外で生活をしたら、それほど生活に困らなくなると思います。是非多くの方に「大人の留学」にチャレンジしてもらいたいと願っています。

 

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Q. シニアの対応で気を付けている部分などはございますか

年齢に関わらず、「常にお客様目線にたって考え、対応する」という事を一番大切にしています。留学は、決して安い金額のものではありませんので、期待もそれなりに高くなります。その期待にしっかりと応えられるように、お客様の目線で物事を考え行動しています。ただ、シニアの方から見ると、自分の子供や孫のようなスタッフが関わる場合もあるわけですから、丁寧な言葉づかいや接遇などができるように、営業スタッフのみならず、他の全スタッフにも研修を行っています。



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また、旅行の場合は、滞在するホテルがオーシャンビューだとか、交通の便が良いとか、選んだ条件がその方の希望通りであるかどうかは明確です。しかし、ホームステイとなると、人と人の相性もあり、Aさんが良いと評価したホームステイ先をBさんが悪く評価するなど望む条件に完璧に沿うかどうかは難しい部分があります。ホテルのように、部屋を変えればいいという単純なものではありません。また、ホームステイもお金を支払って泊めていただいているとはいえ、見知らぬ外国人を滞在させてくれていることに感謝の気持ちを持つことも大切です。

異文化の中で、思い通りにならないことも経験していただくのが「留学」ですから、留学プログラムの内容に関しては、誤解の無いようご理解いただけるように丁寧に説明をしています。その為、シニアのお客様への対応は、ある程度経験を積んだ留学カウンセラーが担当するようにしています。


Q. シニアマーケットをどのように捉えていますか

留学は、一生のキャリアの中の一過程であり、一生の中でいつ行っても良いと考えてiいます。自分の人生を豊かにする、子供の頃のあこがれや夢を実現するということがシニア留学の目的にはあると私たちは思っています。実際に、留学したシニアのお客様は、ビジネスで必要というよりも、自分の学生時代には資金的制約があり行けなかった、もしくは、行けないと思い込んでいた方々が多いです。大人になって今度は、仕事や家庭が忙しくなって時間がなくなった。そうした方々がシニア世代になり、時間とお金に余裕が出てきた今、「自分でも留学に行けるんだ」と興味をもつようになったり、海外に住んでみたいと考えたりするなど、潜在的なマーケットはかなり大きいと思っています。


Q. 競合や類似サービスとの違いはございますか

お客様が考えている「自分の海外体験像」のイメージに近いものを、いかに現実として提供できるかが重要ですの
で、その為に必要な情報量、リサーチ力、海外ネットワークなどを持っているのが他社との違いかと思います。そのあたりは、提案力が勝負だと思っていますし、その点にも自信があります。

また、雑誌『留学ジャーナル』は雑誌として存在するので、商品ラインナップのパンフレットとは異なり、よりリアルな部分をお伝えすることができていると思います。また、雑誌として書店に並んでいるので、英語の勉強をしたいと思って書店に行った時や図書館で『留学ジャーナル』を手に取ってもらえれば、シニア世代を含めた留学生の体験談なども載っていますから、留学に興味をもって頂きやすいと思います。その為、媒体を持っているということが一番の強みだと思っております。

 

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Q. 今後の展開をどのように考えていますか

当社の親会社は、英会話のイーオンですが、趣味で英会話を習っているようなシニアの方々に、一つの経験として海外留学にもチャレンジして頂けたら嬉しいです。外国の方と日常的にお話しをしたり、外国で様々な体験をしたりして、綺麗な英語だけではなく多様な文化なども学んで頂きたいと思っています。

また、シニアの方々が「留学を経験して良かった」と思って頂ければ、その子供や孫世代にも留学の魅力が伝わっていくと思います。早い時期に留学という選択肢がある事を分かっていたり、その成果が分かっていたりすると、もっと若い時代に行けたらより豊かな人生につながったのではないか、と感じると思います。

シニアの方が、留学に行って終わりではなくて、留学の魅力を次の世代に伝えてくれるように、プログラムやサービスの質を更に向上していきたいと思います。

 

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株式会社 留学ジャーナルホームページ
http://www.ryugaku.co.jp/


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0歳から一生涯の健康づくりに貢献する

執行役員 介護予防事業部長 相川正男氏  
介護予防事業部シニアマネージャー 大東俊彦氏 
経営企画室マネージャー 平山智志氏


スポーツ健康産業のパイオニアである「セントラルスポーツ株式会社」。1969年に「世界に通用する選手を育てる」という目標を掲げて開校された水泳教室と体操教室に端を発する「スクール事業」からその歴史はスタートしました。その後も「フィットネス事業」、「レジャー関連事業」と様々な事業を展開してきましたが、今回はスポーツクラブのパイオニアだからできる「介護予防サポート事業」に関してお話しをお聞きしました。

2016年10月取材

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Q.介護予防サポート事業を始めた経緯と内容について教えて下さい

当社として「介護予防事業部」を立ち上げる以前より、民間の老人ホームから「インストラクターを派遣してくれないか」というお声はいただいており、できる限り対応していました。その後、2005 年に(地独)東京都健康長寿医療センターから「介護予防運動指導員」の育成事業に協力してもらえないかと、当社にお声がかかったことがきっかけとなり、この事業を開始する事になりました。

当時、当社のフィットネスクラブの会員様で高齢の方の割合がどんどん増えてきたことで、「高齢者の運動指導に対する知識をもっと深めたい」というスタッフが多くいたこと、また、デイサービスや高齢者施設で働いている介護福祉士やヘルパーの方々で「科学的根拠に基づく適切な運動指導のノウハウを学びたい」という方も多くいたことから、まずはこのような人達に資格を取ってもらおうと考え、「介護予防運動指導員養成講座」を開催し、介護予防スタッフのための教育や人材育成に力を入れていきました。

現在、介護予防運動指導員は全国に約3 万人になりますが、その内当社主催の養成講座卒業生は約6千人います。また、毎年全体で約2 千人が資格を取得されていますが、その内約700~800 人が当社で養成した資格取得者となります。ただ、当社では資格取得だけが目的ではなく、実際に現場で働いてもらうことを意識していますので、資格を取得したら当社にお仕事登録をしてもらい、定期的に研修を行った上で、介護予防運動指導員として活躍して頂いています。

実際に、地方自治体で実施される介護予防事業には、現地に近い登録スタッフが教室の運営を担当したり、最寄りに当社のクラブがあればそのクラブに所属する有資格者を出張させています。また、老人ホームなどで実施しているプログラムでは、食堂などに椅子を並べて、車いすの方や認知症の方も含めてみんなで運動などのアクティビティをしています。普段はほとんど反応のない認知症の方が、体をピクっと動かすこともあり、施設の方やご家族の方に大変喜ばれています。

今では、その施設も200 以上になりますが、今後は老人ホームだけでなく、デイサービスやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などにも広げていきたいと考えています。

 

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Q.「シニア」をどのように定義されていますか

当社はフィットネスクラブに所属する会員様の年齢構成を10 歳刻みで管理しているということもあり、便宜上「60 歳以上」を「シニア」と設定しています。ただ、実際のところは年齢だけで一律に「シニア」と定義してしまうのは適切ではないと思います。高齢者の中でも体力がある方や無い方、また虚弱な方など体力面でも個人差がありますし、運動するにあたっての目的も様々です。あくまでもその方々の「ニーズ」にあったプログラムをご提供することを大切にしています。

近年、フィットネスクラブの会員様の年齢構成を見ると、最近では50 歳以上、60 歳以上の方の割合が増えてきています。こうした状況下、「60歳以上」と一律にくくるのではなく、アクティブな方には若い方と同じようなプログラムを、体力に自信がない方には、無理のないソフトなプログラムをご用意するなど、ひとりひとりのニーズにお応えできるサービスをご提供しなければならないと考えています。

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高齢者の体力をピラミッドで分けますと、スポーツクラブに通う程元気で健康意識が高い「体力エリート高齢者」が一番上にくるのですが、全体的な割合ではごく一部で、その下の、元気ではあるけれど体力低下が懸念される「一次予防」の方の割合がかなり多いのが現状です。またその下には、介護予備軍となる「二次予防」に該当する虚弱な高齢者、更に支援や介護が必要な「介護認定者」と区分されますが、介護予防事業部としては、地域支援事業などを通じて介護予備軍を元気にしていくこと、ボトムアップしていくことが重要だと考え取り組んでいます。

 
Q.シニアマーケットをどのように捉えていますか。また、シニアに対する貴社としての今後のお取り組み予定があれば教えて下さい

高齢者全体の約80%は元気な方々なのですが、その内の3~5%程度しかスポーツクラブなどの運動施設に通っていないのが現状です。その為、潜在的には高齢者のマーケットはまだまだ拡大の余地があると考えています。最近は、ヨガスタジオや小規模ジムなど、比較的小規模な専門型クラブが増えていますが、当社はフィットネスクラブとしての役割だけではなく、高齢者の方々の社交場の一つとして、総合型クラブならではの特徴を強みとしていきたいと考えています。つまり、ただ運動の場を提供するのではなく、メンバー間で仲間づくりをしてもらい「クラブライフ」を楽しんでもらいたいのです。

例えば、スポーツ以外でも英会話教室、パソコン教室など楽しいアクティビティを通じて高齢者の方に集まってもらえる場を積極的に提供しているクラブもあります。運動による「身体の健康」はもちろんのこと、「心の健康」にも貢献できる場を創造していきたいと考えています。

 

シニア マーケット

また、当社は旅行業の資格ももっているのですが、同じクラブに通う仲間と行く日帰りのウォーキングツアーなどは大変人気があります。気軽に参加できて、楽しみながらしっかり体も動かせるので、高齢者の方でも楽しんで頂けるツアーの一つです。

また、毎年12月に開催される「ホノルルマラソンツアー」は27 年間も継続している恒例行事となっており、毎年約800 人の参加があるビックイベントです。フルマラソンというとハードルが高そうなイメージがありますが、実はシニアの方の参加も非常に多いのが特徴です。「一生に一度はフルマラソンを走ってみたい」という想いを持っている方は少なくありません。私たちは、そうした方々の想いを後押しし、感動のゴールへと導くトレーニングをサポートしていきます。ここでもやはり、参加者の皆さんが同じ目標を共有する「仲間」と出会い、一緒にゴールを目指していくことで、時にはつらいトレーニングも乗り越えられるのです。

フルマラソン完走という大きな目標を達成し、仲間と感動を共有しているシニアの方々の姿は、私たちが目指す「0歳から一生涯の健康づくりに貢献する」という企業理念を具現化したものだと思います。

 

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その他、水泳は当社の得意分野ですが、「マスターズ水泳大会」を全国各地で開催しており、こちらも1000人以上の方が参加するビックイベントで毎回盛り上がっています。運動は、そのもの自体、スキルの向上や体力アップなどの達成感がありますが、それに加えて仲間が増えたり、仲間と楽しんだり、モチベーションを維持する為にも定期的なイベント開催はとても大事だと考えています。

 

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Q.地域に根ざした介護予防事業の今後の展開について

体力測定など気軽に参加できるイベントを通じて、まずは運動や健康に興味をもってもらうことが重要だと考えています。また、効果測定をして数値化する、つまり「見える化」することが大切だと思っています。トレーニングは基本的には単調で面白味にかけるものととらえられがちです。その為、様々なデータを元に参加者をサポートし、参加者にあったプログラムをスクリーニングして提供し、運動を継続してもらうことが重要です。

当社はさいたま新都心にデイサービスも運営していますが、ご利用者の多くの方はインターネットなど最近のものにも興味があり意欲も高い方が多いです。例えば、スマホやタブレットを使っての認知機能向上プログラムも大変好評です。さらに、地域に密着した様々なイベントを企画、開催し、高齢者に興味を持ってもらい、より多くの方に健康に対する興味をもってもらえるように努力していきたいと考えています。

また、できれば介護予防事業の参加者が、その後当社クラブにも足を運んでもらえれば、同じような高齢者の方がたくさんいますから、「自分にも出来るかな」という気持ちになってもらい、運動を継続してもらえたら嬉しいです。

 

シニア マーケット

 

Q.プログラム開発で苦労したことや、他社サービスとの違いなどがあれば教えて下さい

当社は1982年に民間で初めてスポーツ科学の研究所をつくり、科学的トレーニングをはじめ、長期にわたってデータ取りや測定などを行ってきました。自社で開発した運動プログラムの効果測定も研究所で検証をおこなっており、安全で効率的で楽しく実施できるプログラムを提供するように努力しています。

また、会員やインストラクターとのコミュニケーションの取りやすさも当社の特徴です。フィットネスクラブに入会する際は、ほとんどの方が個人でお申込みされますが、その後グループエクササイズなどに参加し、会員やインストラクターとのコミュニケーションを深めていく方が多いので、クラブ側が会員のコミュニケーションを取りやすくする事も大切です。参加率の高い会員は、継続してご利用頂ける可能性も高く、会員からの紹介入会も増える事につながりますので、当社ではどこよりもコミュニテイーづくりを大事にしています。

 

シニア マーケット

 
Q.高齢者施設指定管理受託事業について教えて下さい

港区の高齢者施設を複数管理しています。介護予防としては23 区内で初めての施設である港区立介護予防総合センター「ラクっちゃ」では、様々な企業と組んで高齢者向けのプログラムを行っています。

例えば、このセンターには調理施設があり、独居の男性高齢者を主な対象者とした料理教室なども大変好評です。この料理教室では、ただ調理を行うだけではなく、材料の準備なども必要がありますので、段取りを考える事により、認知症予防にもつながります。

また、スポーツクラブで行っているプログラムを高齢者向けにアレンジして提供したり、新しいプログラムを開発するために、多業種との共同研究も行っています。実際に効果が出たプログラムは、他の地域にも広げていく予定です。

 

セントラルスポーツ株式会社ホームページ
http://www.central.co.jp/


 
 

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介護付有料老人ホーム「ソナーレ」シリーズにおける健康管理サービス「AiFIT(仮称)」の試験導入について

~ソニーグループのプロダクトや技術を通じた機能訓練でのIoT活用~

 

ソニー・ライフケアグループのライフケアデザイン株式会社(東京都渋谷区渋谷、代表取締役社長 出井学)は、運営する介護付有料老人ホーム「ソナーレ祖師ヶ谷大蔵」(東京都世田谷区祖師谷)において、個別機能訓練の充実と生活リハビリへの活用等を目的に、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社(東京都品川区東品川、代表取締役社長 十時裕樹)が開発した健康管理サービス「AiFIT(仮称)」(アイフィット)の試験導入を開始しましたので、お知らせいたします。
また、同サービスの提供にあたっては、ソニーマーケティング株式会社(東京都港区港南、代表取締役社長 河野弘)が販売窓口となり、本格導入に向けて連携してまいります。
今後もソニー・ライフケアおよびライフケアデザインはソニーグループ各社と幅広く連携し、プロダクトや技術を通じた生活提案の充実、ご入居者の満足度向上に取り組んでまいります。

 

1.ソニーグループ内連携への取組み
介護付有料老人ホーム「ソナーレ」シリーズでは、“Life Focus”をコンセプトとして掲げ、ご入居者お一人おひとりに合わせた生活提案を行う独自の専門職「ライフマネージャー」を配置し、ADL(日常生活動作)の維持・改善にとどまらず、QOL(生活の質)向上を追求しています。
身体状況や認知状況が低下する傾向にある高齢者の生活を豊かにすることを目指し、その具体的な取組みの一つとして「Life Focus ACTIVITY」を推進している他、その一環で生活の質の向上に資するソニーグループのプロダクトや技術を積極的に導入しています。


2.健康管理サービス「AiFIT(仮称)」の試験導入
介護サービスの一層の強化や上記の取組みを踏まえ、このたび、個別機能訓練の充実と生活リハビリへの活用等を目的に、ソニーモバイルコミュニケーションズが開発した「AiFIT(仮称)」を介護付有料老人ホーム「ソナーレ祖師ヶ谷大蔵」に試験導入しました。
「AiFIT(仮称)」は、日常の記録と毎月の測定による健康管理アドバイスサービスで、今回の試験導入では、センサーデバイスとタブレットを使って短時間・省スペースで体力や認知レベルを測定します。種目は全8種目で、体力は6種目、認知機能は2種目から構成されており、約5~10分程度と短時間で測定可能です。測定結果は、持久力や筋力、認知機能など6種類の観点から判定し、その内容に応じてリハビリのトレーニングメニューを提示します。また、トレーニングメニューの内容は、ソニーモバイルコミュニケーションズが提供する筑波大学監修のメニューの他、ライフケアデザインの作業療法士(OT)がカスタマイズした独自メニューも提案可能です。



高齢者ビジネス

シニア市場



高齢者の健康寿命の延伸において、要介護・要支援状態となった後もできるだけ体力や認知機能を維持することは極めて重要であり、機能訓練やリハビリに対する社会的ニーズは年々高まっています。さらに、できるだけ小さい負荷で、定期的な測定による現状の“見える化”やそれぞれの方に合わせた個別のトレーニングメニューの提案、ご入居者とそのご家族に分かりやすく説明することは、今後介護サービスの提供においてますます求められると考えます。
今般の試験導入の結果と上記認識を踏まえ、本年5月1日にオープンする介護付有料老人ホーム「ソナーレ浦和」(埼玉県さいたま市浦和区)にも本サービスを導入する予定です。ソニーモバイルコミュニケーションズが得意とする分かりやすいユーザーインタフェースのデザインおよびサービス・ソリューション構築ノウハウを活用し、介護サービスにおけるIoT活用の可能性検証の一つとするとともに、介護サービスの品質向上にむけ、より一層努めてまいります。